hey Product Blog

こだわりを持ったお商売を支えるプラットフォーム「STORES」の開発チームによる技術ブログです。

41ヶ月ぶり決済機能追加のリリースプラン

はじめまして。

STORES 決済 でPdMをしている あかまる です。

2022年 5月11日にこんなリリースがありました。

決済界最強とうたわれるタッチ決済対応です。決済端末ちゃん(注: クレジットカードリーダーのこと)もどこかほこらしげです。

今回はそんな41ヶ月ぶりの決済機能追加となったタッチ決済プロジェクトのおはなしです。

おはなしすること

タッチ決済は機能追加系としてはひさびさの「大型プロジェクト」でした。

多くのチームが連携していく必要のあったプロジェクト。リリースプランをどのようにつくっていったかという部分に焦点をあてておはなしします。

前提

  • ユーザー影響が大きい

  • 社内外で関係者が多い

ユーザー影響が大きいとは?

  • アプリ更新のみでは使えず、手元で一定作業が必要

  • 新しい操作の周知が必要

  • 備品の手配が必要

という部分でユーザー影響の大きなものでした。

決済端末をパワーアップする操作が必要だったり。

パワーアップ!

備品の手配をしたり。

新POP!

開発外の準備もふくめて影響範囲の大きなものでした。

社内外で関係者が多いとは?

  • 外部8社と調整が必要

  • 開発とビジネスの合同プロジェクトチーム

という部分で関係者が複雑でした。

外部8社と調整はもう地獄です。カオス。

社内でもユーザー影響が大きいのでカスタマーサクセス、セールス、オペレーション、広報など多くのチームと連携します。

そういったプロジェクトが前提の話です。

リリースプラン作成!

開発が中盤から終盤にさしかかり、リリースも目処がたってきた段階でリリースプランをつくっていきました。

この時期からビジネスチームのメンバーも定例MTGに参加してもらいました。だいたいリリースの3ヶ月前程度です。

目的としては

  • チェックポイントを明確にする

  • どのチームがいつなにをするのか全員で把握する

です。

こんな感じでesaにまとめていきます。こまかく日単位で作成していきます。

大事なものは赤ランプ

気をつけたこと

単にチェックポイントを明確にするだけではなんか順調にプロジェクトすすんでるっぽいね、で終わってしまいます。

チェックポイントもある程度まとまった情報としてリリースブロッカーになりえる or 後続影響がある部分を抜粋して、プロジェクトチーム全員が知っておくべきこととしなければいけないです。


  • だれが見てもなんのための作業かわかる

  • 後続の関係者がわかる


これに気をつけながら作成していきました。

例えば、こんなチェックポイントがあったとします。

  1. ◯月◯日にA社からxxファイルを受領する


これだけではなんのことかわかりません。


  1. ◯月◯日にA社からxxファイルを受領する

  2. ◯月◯日までに△△チームで検証する

  3. 2完了後にQAでテストする

  4. 3確認後、CSチームで◯◯をする


というかたちで書くと、なんのためのもので関係するチームがどこなのか?がわかります。開発チームにとってもどのチームに影響が出るのかわかりますし、ビジネスチームも「1,2,3の詳細はわからないけど自分たちのタスクに関連するものだな」と把握できます。

プロジェクト終盤には23人体制になっていましたし、一つの連携ミスが命取りになるので全員が誰のなんのための作業かわかる状態を目指しました。

段階リリース

そんなこんなでいよいよリリースも目前。ここからは具体的なリリース作業のプランをたてていきます。 リリースにあたって開発からはバックエンド、フロント、モバイルです。

「リリース当日はアプリの公開のみなど最低限にしたい」

アプリまで公開されて問題が見つかった場合切り戻しが難しい部分もありますし、決済システムを担う会社として「お会計ができない」リスクを最大限除外しなければなりません。

そこで段階リリースを取り入れることにしました。

3段階リリース

これにより当日はアプリ公開ボタンを押すだけ!という安心した状態でリリースを迎えることができました。

アプリの審査も数日前には完了している状態で余裕をもって5月11日に至ったのです。

アプリリリース当日

準備万全といえどドキドキですね。当日はHPの更新やオーナーさんへの連絡など多くの作業があります。

タイムラインは分刻みでつくっていきます。かつ、後続とのバトンタッチを明確にしておきます。

このあとも作業がつづく

コミニケーションはSlackで。

すばらしい連携

リリースしてみて

タッチ決済は検証時期もふくめると約1年半かかりました。ほんとうにいろいろありました。

リリース後トラブルがないのも良かったですが、なんといってもオーナーさんからの問い合わせやPVは過去最高を叩き出したり反響が大きかったのが良かったです。

みんなが金メダル。

MVP受賞の id:n-seki さんがモバイルチームでの取り組みを書いているのでそちらもぜひ見てください。

tech.hey.jp

さいごに

タッチ決済は今日も元気に全国で活躍しています!ぜひクレジットカードのタッチ決済を利用してみてください。

そして、これからも STORES 決済 では新たなサービスを提供していきます。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

herp.careers