STORES Product Blog

こだわりを持ったお商売を支える「STORES」のテクノロジー部門のメンバーによるブログです。

「EC Tech Talk -カラーミーショップとSTORESを支えるチームづくりと開発の裏側-」というイベントを合同開催いたしました!

STORES というサービスでエンジニアリングマネージャーをしている @katsumata_ryoと申します。

先日5月26日に GMOペパボ株式会社 さんと「EC Tech Talk -カラーミーショップと STORES を支えるチームづくりと開発の裏側-」というイベントを合同開催いたしました。

イベントの概要

ECサービスを運営している GMOペパボさんとheyそれぞれのエンジニアがチームづくりとバックエンド開発をテーマにお話をさせていただきました。

heyの登壇とコメント

heyからは STORES / STORES レジの開発に携わっている@risou@phayacell@katsumata_ryoがお話をさせていただきました。 当日の資料とコメントを記載しますのでぜひご覧ください。

会社・サービス紹介 @risou

私からは STORES および STORES レジのサービス概要と、それらを開発しているエンジニア組織について説明をさせていただきました。 内容のほとんどは、普段カジュアル面談でお話しているものと同様です。 イベントの参加有無に関わらず STORES や STORES レジにご興味を持っていただいたのであれば、 カジュアル面談にぜひお申し込みください。より詳しく会社やサービスについて説明いたします。

STORES ・ STORES レジを支えるチーム開発文化 @phayacell

私が STORES / STORES レジのプロダクト開発に携わってから「良い」と感じているチーム開発文化について紹介させていただきました。 顧客への価値提供を最短かつ着実に届けるために「どのようにつくるか」「なにをつくるか」の観点で、実際にチームで取り組んでいる工夫を載せています。 プロトタイピングやモブプログラミング、顧客の声を聞く VOC 活用事例など具体的な話になっていますので、私たち STORES 開発チームが取り組んでいる様子をイメージしていただけたら幸いです。

在籍6年間のチームの裏側とチーム作り @katsumata_ryo

STORES のサービスに関わり6年になりました。この6年間で開発メンバー・リーダー・エンジニアリングマネージャーの職責を経験してきました。 6年間で関わったチームの「裏側」と「チーム作り」について資料にまとめ、お話しました。 チームのフェーズごとにそれぞれ違った課題がありましたが、その都度適応をやってきた歴史を感じていたけますと幸いです。

GMOペパボさんの資料は GMOペパボさんのイベントレポートに記載がありますのでぜひご覧ください。

イベント中のQ&A

イベント中にご質問をしていただきましたので、そちらも合わせてご紹介します。 本記事ではhey側の回答を記載しておりますので、GMOペパボさんの回答はGMOペパボさんのイベントレポートをご覧ください!

Q.見積もりはどれぐらいの時間をかけてされていますか?

スプリント単位で見積もりをしているときはざっくり1時間ほどかけて行っています。スプリントは2週間を基本としていてたまに1週間のときもあるのですが、1時間ほどかけて行うようにしています。(@phayacell)

Q. オンボーディングで工夫していることは各社ありますか?

heyでは入社するとまず全社員向けのオンボーディングが3日あります。それが終わると実際に働くチームでの受け入れとなります。全社員向けのオンボーディングは昔は1日程度だったのですが、会社のこと・サービスのことなどなど会社が大きくなるたびに情報が増えていき、昔を知るものからするとかなりの充実度になっています。グループワークもあるみたいです。

開発チームでの受け入れについては、チームによってそれぞれ文化が違いますが私のチームで言えば「1週間程度で改善のリリースを体験してもらう」というところを目標にしています。改善リリースの規模は小さくてもいいのでとにかく一度デプロイまでを体験し、開発フローの全体感を掴んでもらうことを大事にしています。チームに慣れることや、開発に慣れるという点ではモブプログラミングを取り入れていたり、GMOペパボさんのブログで紹介されていたドラッカー風エクササイズを用いて相互理解を進めたりしています。(@katsumata_ryo)

Q. プロトタイピングのコードは捨てるとありましたが捨てるコードは何行ぐらいになるんでしょうか?

質問が来たのでプロトタイプしてたプルリクエストを見にいっていたのですが、大きいものだと500行ぐらいのプラスマイナスのプルリクエストを捨てたりしていました。これから捨てようとしているのは80行ぐらいのプルリクエストで時と場合によって変わってくるのですがだいたいそれくらいの規模感になっています。(@phayacell)

Q. ECの運用は種類も多く大変だと思いますがどういう形で運用されていますか?

ここは私がおなじくECサービスを運営されているGMOペパボさんにぜひ聞いてみたいと思っていたところで質問にあげさせてもらいました。ECサービスは特性上決済・アイテムの在庫・配送などお問い合わせになりやすい要素をたくさん含んでいるなとよく感じます。

STORES のお問い合わせ運用はカスタマーサポートチームにて一次受けをしていただいていますが、どうしてもテクニカル対応が必要なものはエスカレーションがきて対応をしています。 STORES ではお問い合わせ対応を専任としているチームは無いのですが、プロダクト開発をしているチームの中から一人ずつ人を集めて運用チームを組成しています。そのチームが1週間問い合わせ対応し、だいたい3週間か4週間に1回ぐらい順番が回ってくるイメージです。

普段は機能開発・改善に集中しているので、自分が担当している領域外の問い合わせを受けることもあり特に新しく入社した人にとっては「アプリケーションの知らない部分を知る」良いきっかけになっています。(@katsumata_ryo)

最後に

それぞれの開発の裏側や何を考えて日々開発をしているかが垣間見えたイベントになりました。 両社、チーム作りや開発の文脈で近しい部分と異なっている部分の両面があり登壇している私たちとしてもとても勉強になりました。 また機会を見て合同イベントができると嬉しいですね。

一緒にチームでSTORESを支えてくれる仲間を探しています

最後の最後にお決まりの文言なのですが、STORES では一緒にサービスを盛り上げてくれる仲間を探しています! イベントでご興味を持っていただけましたらぜひお気軽に下記ページからご連絡ください!  @katsumata_ryo 宛にご連絡を頂いても構いません!

■heyのエンジニア採用のページはこちら

https://hello.hey.jp/engineer

■ご興味を持っていただけた方はMeetyをどうぞ!

https://meety.net/articles/t2--lm_uyqzx-1vo


良いチームづくりをやっていきましょう!