STORES Product Blog

こだわりを持ったお商売を支える「STORES」のテクノロジー部門のメンバーによるブログです。

hey のスポンサーブーススタッフ、または一参加者としての Kaigi on Rails 2021 参加報告。

こんにちは、hey 社 CTO 室に所属するエンジニアの id:hogelog です。先日 (2021/10/22-23) 開催された Kaigi on Rails 2021 ですが、hey は Gold スポンサーとして参加しました。

Kaigi on Rails 2021 は現地開催カンファレンスではよくあったブースを reBako (https://rebako.io/) で再現する、発表映像は資料と登壇者とスポンサーロゴを映し出すなど、オンラインカンファレンスならではの多くのチャレンジをしていました。 いち Rails エンジニアとしてそれらのチャレンジを楽しんだのはもちろん、スポンサーする立場としても非常に良かったと思えることの多いカンファレンスでした。

@upinetree さんの登壇 🎉

hey からは @upinetree さんが登壇し「STORES へのID基盤の導入と、ユーザーアカウントの移行を振り返って」というタイトルで発表しています。 kaigionrails.org

発表の反応(一部)

また Youtube Live のコメントでも好意的なコメントが多く寄せられておりました。

後日発表の動画も公開される予定です。ちょうどこれから ID 基盤を導入する予定の方は視聴してみてはいかがでしょうか。

Kaigi on Rails 2021 スポンサーブース (reBako)

Kaigi on Rails 2021 では reBako を用いたオンラインブースが設置され、雑談スペースやQ&Aブース、スポンサーブースが設置されました。

hey からは以下のメンバーがスポンサーブーススタッフとして参加しました。

reBako の様子

hey のスポンサーブースでは以下のようにエンジニアが来客とフリートピックで雑談する雑談テーブル、話し込みたい時のための1on1テーブルを設置していました。reBako を用いたオンラインブースというものがどんな空間になるのか全く想像がつかず、人をアサインすることしかできなかったというのが正直なところです。

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幸いなことに多くの人がブースに遊びに来てくれたため、2日間慌ただしく楽しんでブーススタッフをすることができました。顔なじみの人と近況を話し合ったり、他社のシステム構成について聞いたり聞かれたり、登壇者同士の会話を静かに傍聴したりと、現地開催カンファレンスにあった多くの楽しみが再現されていたように思います。

今後オンラインカンファレンスのブースを出展するような時は今回の経験を踏まえてより積極的に多くのことに取り組んでいきたいと思える体験でした。

発表内容

今回の Kaigi on Rails では将来 hey でも対面しそうな課題、今まさに課題となっていることなど非常に参考になる発表が数多くありました。発表動画が公開された後はオススメの発表について紹介し合う感想戦など社内で(もしくはオープンに?)開催したいと考えています。

スポンサーとしてのコメントを一つ書いておくと、発表映像の中にスポンサーロゴが表示される領域があり、定期的にロゴが表示されるのは嬉しいポイントでした。

代表して一つ感想を述べるとhttps://contributors.rubyonrails.org/Rails コントリビュータの中でも #1 の数字が輝く(つまりコントリビュート数一位の) Rafael França さんによるクロージングキーノートが非常に素晴らしい内容でした。 kaigionrails.org OSS に初めて Pull Request を送る時、非英語ネイティブが英語でコミュニケーションされている OSS にコントリビュートする時の気持ち、遠いスターだと思っていた人達と並び立つまでの道のりについて話す非常にエモーショナルな発表でした。とても良かったので見返したり人にオススメしたく、動画公開を今か今かと待ちわびています。

懇親会 (SpatialChat)

懇親会は SpatialChat で開催されました。自分含め SpatialChat 初体験の人が多く、戸惑いながらですがカンファレンス後の雑然としたワイワイが再現されていたように思います。Rubyの行く末についてあれこれ話してみたり、WebAssemblyは今後ウェブをどう変えていくか、Railsの良さとはなんなのか、特に結論に至るでもなく話し込むまさに「懇親会」といった体験でした。私は家庭の事情で早々に退出しましたが、なかなか遅くまで盛り上がっていたようです。

まとめ

Kaigi on Rails 2021 は各登壇者による発表内容もとても良いものでしたが、reBako を用いたオンラインブース体験や発表映像へのスポンサーロゴの埋め込みといった各種チャレンジなど、オンラインカンファレンスの可能性を一歩進めるとても楽しいカンファレンスだったのではないかと思います。Kaigi on Rails スタッフの皆様には改めて感謝申し上げます。

heyは今後もスポンサーをはじめとしたコミュニティ活動を続けていきますし、Kaigi on Railsのような知見を共有しコミュニティを育てていくイベントを応援していきます。

スポンサーブースでも多くの方に紹介させていただいたのですが、そんなheyに興味を持っていただいた方は是非遊びに来てください。エンジニアを始めとした多くの社員がカジュアル面談を募集していますし(私も募集しています)、経営層が直接話すオンライン会社説明会も実施しています。 meety.net hello.hey.jp

このブログを読んだ人と次のどこかの技術イベント、またはカジュアル面談などで会えることを楽しみにしています。