STORES Tech Blog

こだわりを持ったお商売を支えるプラットフォーム「STORES」の開発チームによる技術ブログです。

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面談担当者としてのカジュアル面談への取り組み方

はじめに

STORES EC事業のプロダクトバックエンドというチームでエンジニアリングマネージャーをしている勝亦(@katsumata_ryo)と申します。 STORES アドベントカレンダーの15日目はマネージャーの役割の一つである採用に関して、カジュアル面談をピックアップして記事を書いてみました。

この世界のどこかで「カジュアル面談が難しい」が発生していたらその方へ、カジュアル面談の一例として伝わると良いなという気持ちで書きます。

そもそもカジュアル面談とは

カジュアル面談は「選考を含む面接とは違い、企業側と候補者側が選考を含まずお互いに情報交換を行える場」と私は捉えています。

直接面接に入ってしまうと選考についての質問がどうしても多くなってしまうため、候補者の方が担うことになる業務や会社・チームについて知る情報が少なくなってしまいがちです。候補者から情報を取る分量が少なくなりミスマッチが発生する可能性も高くなりやすそうです。また、気にはなっているがよくわからない場合、面接に応募するというのは心理的な障壁が高いのではないでしょうか。

カジュアル面談では選考を含まないので、候補者としてはちょっと話を聞いてみたいというレベルでも応募ができ、面談では相互に情報の交換ができるので自分が働くときのイメージを深められるという利点があり、企業側では今後選考に進んでいただける可能性がある方と接点を作ることができやすくなるので企業のことを知ってもらいやすくなるという利点があります。

双方にとってメリットが有るため最近では一般的になっているのではないかなと感じています。

私にとってのカジュアル面談

上記の説明の通り、私がカジュアル面談に参加する時は「働くときのイメージを深めるきっかけにしていただく」「選考ではなく情報をより多く持ち帰っていただく」というところを気をつけています。 採用が目的であるということは隠しようのない真実なのですが、貴重なお時間をいただくということで少しでも何かを持ち帰っていただいたり、話をしてよかったと思っていただける時間になると嬉しいなと思います。

応募にいたらなくとも STORES のことを知っていただいたり、そこから誰かに「STORES っていう会社があったよー」とお話なんてしていただけたらほんとうに嬉しい!という気持ちで臨んでいます。

STORES のどのチームも上記の心持ちのところは同じだと思うのですが、カジュアル面談の進め方はチームによって違いがあるところなので今回は「STORES のプロダクトバックエンドチーム」について「私のカジュアル面談」という形でどんな事をやっているか書いていこうと思います。

カジュアル面談でやっていること

前書きが長くなりました。本題です!

カジュアル面談の流れ

私がカジュアル面談をする際は概ね以下のような流れになっています。ちょっと詳細に書くので少し恥ずかしい気持ちがありますが頑張って書きます。

* 事前準備
* 挨拶 & 自己紹介
* カジュアル面談の流れを説明する(トーク形式 & スライド形式)
* お話をする
    * トーク形式の場合
    * スライド形式の場合
* 私も聞いておきたいことを聞く(時間があれば)
* ありがとうございましたの挨拶

さらに具体的に書いていきます。

事前準備

今年に入ってからはほぼほぼオンラインでの面談(※後述)になりました。地理的な制約がなくなってよりカジュアルにうけていただきやすくなった反面、お互いに映像になってしまったので話し方にはオフライン以上に気をつけていたりします。

気をつけていることの1つ目は、「話し始める前の心の準備」です。具体的には

  • slackの通知を切る
  • 画面共有をする際に映ってはいけないものが映らないようにする
  • 会社紹介のスライドがすぐ画面共有できるようにする
  • 入室前に口角をあげて一回深呼吸する

ということをやっています。生々しいですね。私たち側も結構緊張していまして緊張を解すために上記のことを入室前にルーティンでやっています。

挨拶 & 自己紹介

面談が始まったら必ず一番最初に「こんにちは」とお声掛けし、自己紹介を始めるようにしています。自己紹介はごく一般的な内容ですが、どういうお話ができそうかを判断していただけるようにどのチームの、どの立場で、どれくらい所属しているのかなどなどの情報も合わせてお伝えするようにしています。

また面談中質問いただいたことなどメモをとらせていただいているのですが、「私の記憶が揮発しやすいためメモをとらせてもらっている」という旨はお伝えするようにしています。カメラから目線を外すのでその所作で不安に思われないようにという部分です。

カジュアル面談の流れを説明する(トーク形式 & スライド形式)

カジュアル面談の方法を2つ提案させていただいています。

トーク形式の場合

1つはトーク形式で、事前に STORES のことを調べていただいたりお話したいことが明確な場合は、紹介資料の話しをせず事前にご用意いただいたお話に沿って会話をしていきます。 こちらの場合は、時間の限りお話をするという形なので参加いただいた方によって内容は様々で、選考へ進んでいただけた場合になるべく情報ズレが少ないように現実と誤差なく多くの情報を伝えられるように気をつけています。

スライド形式の場合

2つ目はスライド形式で、 STORES や hey が気になっていて全般的に知りたいという方には紹介資料をつかってご説明をさせていただき、その後気になるところを質問したり会話したりという形で進めていきます。

開発チームではカジュアル面談用に紹介資料があるのですが、全社的・全般的な内容はオープンな紹介資料が存在したりしています。

■hey BOOK

speakerdeck.com

■hey BOOK for Engineers

speakerdeck.com

上記2つが会社全体・エンジニア組織全体に関しての説明資料となっているため、カジュアル面談の資料に関してはもうちょっと詳細方面に振った内容になっています。今年エンジニアリングマネージャー数人で「あぁでもない、こうでもない」といいながら作った資料でかなり力作になってしまいました。なのでいつも話し終えるのに30分程度を要します(※改善点、長すぎるので短縮版も用意しようとしています)。

すこしだけ面談用資料をご紹介しますね。

ECチームがどのような思いサービスを日々運営しているかや

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誰にどんな記事を届けたいか

開発組織のそれぞれのチームのご紹介や開発の仕方とかもご説明させていただいています。

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スプリントの様子

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プロダクトバックエンドの説明

スライドを見ていただくと気になる部分やわからない部分がでてくるので、もともと質問がなかった方でも話しているうちに時間が足りなくなってしまうこともありました。(お互いに時間が許せば延長をすることも)

私も聞いておきたいことを聞く

概ね質問をし尽くしていただいて、時間が余った時はこちら側からも聞いておきたい事を質問します。場合によって違いますが以下の質問をすることが多いように思います。

  • 転職の意欲
  • 転職する場合で次の転職先でしたい仕事・経験

質問は選考に進んでいただけた際にご希望のポストの選考がご案内できそうかというところでズレがなさそうか、面接の中で理解を深めていただけると嬉しいので近しい仕事をしているメンバーをアサインするヒントとして頂いています。

面接でもお互いの情報量を充実させたいという意図で聞く質問が多い気がします。

ありがとうございましたの挨拶

聞き逃したことがなさそうか確認したら、最後のあいさつとして貴重な1時間を STORES / hey のことを知っていただく機会にしていただいたことに感謝しつつ、選考に進んでいただくことがなかったとしても何かしら持ち帰っていただけることがあったら良いなと思いで「ありがとうございました」と言って面談を終わります。

オンラインの面談での変化

あとはオンラインでの面談について少しだけ触れたいと思います。

現在はほぼ自宅での勤務となっているのでオンラインで面談をさせていただくことが殆どです。面談への姿勢については変わらないのですが、オンラインでの面接は最初の2ヶ月位は難しさが結構あったように感じます。

環境的な変化

オンラインなのでネットを通じてオフィスではないところで会話をするので「ネット環境」「機材」「環境音」に大きく影響をうけます。例えば面談中に相手の回線が切れて退出してしまったり、音声が聞き取りづらいかったり遅延があったりというのは実際にありました。 逆に私がそうなっているかもということは十分にあると思い、ネット回線が安定するようにしたり、WEBカメラを買い替えたり、マイクを新調したり少しでも環境が良くなるよう工夫をした部分でした。

逆にリモート同士でできるため、交通面でご負担にならなかったり、遠隔の方ともお会いする機会が増えたのは嬉しい部分でした。

情報量の変化

オフィスにお越しいただけると職場やそこで働く人の雰囲気等を感じていただけるかなと思うのですが、今はそれがしにくいため資料でカバーをしたりオンラインの面談・面接社員同士のコミュニケーションの雰囲気も合わせて感じていただけると嬉しいなという部分ではあります。

入社まで開発メンバーと直接顔を合わせることなく入社したメンバーも実際にはいますが、このあたりは入社決定後(必要があれば選考中も)サポートして安心材料を増やしていけると良いところだなと思っています。

マネージャーにとっての採用

カジュアル面談の文脈とは少し離れますがマネージャーになってから採用活動に関して少し考え方が変わる部分がありました。その点について少し触れてみます。

エンジニアリングマネージャーの役割

今年からエンジニアリングマネージャーとしての役割がいくつかある中で事業を推進していく為にチームのリソースを適切にするという部分に関して日々頭を捻っています。ピープルマネージメントとプロダクト開発を中心にみているため、この役割を私目線でより具体化するとこれは

  • メンバーのスキルや個性に合わせたチーム編成
  • プロダクトの計画を実行できる環境を整える
  • チーム・メンバーの活動に問題がないかの確認・対応

という風になるかなと思います。

採用からプロダクトを支える

採用活動は上記のうちの プロダクトの計画を実行できる環境を整える という部分を達成するために日々試行錯誤しています。 STORES のプロダクトは本当にありがたいことに私が入社した時よりもさらに多くのオーナーさんにご利用頂いています。今のメンバーが強くなっていくと同時にさらに多くの価値をオーナーさんお届けできるように、仲間を増やしより早く・たくさんの価値を提供したいと考えています。

仲間を増やす→やれることが増える→プロダクトが盛り上がる という循環が回るのを採用という形で支えるというのが今年の自分の大事なテーマでした。ここは来年も変わらず大事な部分なので引き続き頑張っていきたいと思います。

まとめ

まとめです!

  • カジュアル面談は相互の情報量を増やしてミスマッチを減らせる機会
  • カジュアル面談に選考は含まない
  • 私としては「STORES / hey のことを知ってもらえる」ことと「なにか一つでも持ち帰っていただけるものがあると嬉しい」という気持ちで臨んでいる

最後に

重ねてになりますが、採用活動をやっていく中ですごく大事だと感じた部分は「たくさんの人と会う機会を作る」「STORES というサービスがあることを知ってもらう」という部分でした。

カジュアル面談はそういう意味で私にとってとても重要な活動になっています。今年は会社の変化だったり、テックブログが公開されたり、採用人事の方が頑張ってくれたり様々な頑張りのおかげで今年に入って何十もの方とお会いする機会をいただきました(ありがたい!!)。

今後も引き続き沢山の方々お会いしたいと思っているので...

是非カジュアル面談でお話しましょう!

この展開はおそらく記事を読んでいる方の8割が想像していたかと思いますが、 STORES に興味を持っていただいた方!この記事を読んでカジュアル面談や採用について話してみたくなった方!ぜひお気軽にご連絡ください!

会社の門を叩いていただいてTwitterにDMいただいて最近meetyというサービスを使い始めてみた のでいずれからでも結構です!

(全然関係ない話としては、最近リモート環境でマイクを4本ほど揃えまして、そのあたりの話も少しできるかと思います。)

本当の最後に

私自身もまだまだカジュアル面談を良くして、お互いにハッピーになれる面談を増やしていきたい。是非同じ悩みを持たれる方とのお話もできたらなと思っています。この記事がカジュアル面談でお困りの誰かのもとに届くことを祈りつつ、この記事を締めます。

明日の記事は プロダクトマネージャーの @hamamu が「何かについて」書いてくれる記事です!何書くんだろう?お楽しみに!